プリムヴェール フラワーアレンジメント教室in横浜

プリムヴェールは横浜のフラワーアレンジメント教室です。レッスンはフレンチスタイルの少人数制クラス。
各種アレンジメントの他、ウェディング装花、ブーケ等、初心者の方からご経験者の方までフランス花を楽しくレッスンしています。

ブログでは花のある楽しい生活をご紹介♪
琳派芸術 / ニュー・スナップショット
 

オリーブと胡桃。
実物って置いてあるだけで可愛いんだもの。


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掲題の2つの美術展をハシゴしてきました。
前者は日比谷の出光美術館、後者は恵比寿の東京都写真美術館で開催中です。


美術展はジャンルを問わず好きなので、時間ができるとその日に見られるものを探すというのが最近のパターン。予定が繰り上がって急にひまができたりすれば、移動の電車の中で携帯で調べて出かけたりもします。

本当は見たいものに合わせて都合がつけられると良いのだけど、なかなかそうもいかないことも多いの実情。
でもこの方法だと、意外と自分のテリトリーじゃない素敵なものに出会える機会も増えて楽しいことに気がつきました。


今日の展示もそんな2つ。
そして私には超当たりでした☆
楽しかった〜。
すっかり目の保養に。目に栄養注入たっぷりしてきました。


琳派の方は、興味深かったのが「屏風絵」。「襖絵」とはまた違って、平面だけれど屏風なのでジャバラのように絵に角度がつくので、立体感や余白の見え方も変わって見えるんですよね。
一枚一枚で見てもしっかりとした作品になっていて、全部がつながっても当然1つの作品な訳ですからいろいろな見方ができて面白かったです。
今まで屏風絵ってサラッと流してみてたことがよく分かりました。

そして軸や襖、巻物、屏風などすべての絵に共通して構図が本当に素晴らしかった。
余白の使い方や、強い線の見せ方、リズミカルなモチーフの転用など、全く古さを感じることはなくむしろ現代の感覚に近いんじゃないかと思うほどです。



もう1つの写真展の方は、とてもよかったんだけど、見ちゃうとブログ更新にめげるほど写真の違いに(当たり前なんだけど)うちのめされてしまいました。

まあそれはさておき、スナップショットなので、気軽に見られて、視点の面白さを素直に楽しめます。
きっとカメラを持って散歩に出かけたくなるはず☆
希少な瞬間もあるけれど、日常他愛のナイひとつひとつの瞬間を切り取ると、そこがさらに輝いてみえるんですね。
愛に溢れた写真が多いのも心地良かったです。


どちらも2/6までの展示です。アクセスもそれぞれよいところなので、お近くにお出かけの方はぜひ♪
琳派芸術の方は、2/11から第2部の展示もあるそう。
第2部もぜひ行きたいな。







| アート | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0)

アンティークジュエリー


先日、アンティークのブローチを手に入れました。
用途は、母の退職祝い。


母には、小さいながらも父が心血注いだ会社を支えてもらい、体調をくずして先に第一線から退いた父の後も、従業員さん達と一緒に父よりも長く働いてくれて、ひたすら感謝の念で一杯。


妹と何か記念の品を贈ろうということになり、ちょうどいつか母に贈りたいなあと思っていたアンティークのブローチを半年前からリサーチ済みだったので、そちらを贈ることしました。


2匹のツバメが、よりいっそうの幸福を母と父に運んでくれますように♪
本当に長い間、お疲れ様でした。




とはいえ、実は社員さん達からの猛烈な引きとめ工作に合い、あっさり引退はできない母(苦笑)。役からははずしてもらうものの、パートさんで残ってペースダウンしてもう少し働いてくれるそう。
本当に、いつまでも元気にいて欲しいです☆






| アート | 21:46 | comments(0) | trackbacks(0)

唇の誘惑


あなたがもし健康な男子なら、アンジェリーナ・ジョリーばりの魅惑的な唇をした女子に誘われたら抗えますか?


「だいたい 男子じゃないし」

「・・・・・ハ〜?」


まあ、答えは分かっているのですが、あえて・・・ネ。




今日は月一のカメラレッスン日。充実した授業を受け満足の帰り道、新宿で小沼寛先生の陶展にお邪魔してきました。
そして素敵な作品群の中から、魅力的な唇をした花器に出会ってしまいました。
フォルムも、質感も好みでじっと眺めていたのですが、この唇にノックアウト。お財布を出し、お持帰りとあいなりました。


眺める角度によって見え方がかなり変わる器で、想像力がかきたてられます。先ずはお正月用に、梅を活けたいなあ♪






| アート | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0)

目と鼻に英気を養う


今日は外仕事(樹木や庭のお仕事)だったため、この雨で中止。今週は台風もきているし、外仕事無理そうだなあ。。。


という訳で、たまっていた買い物や用事をガシガシ片付けに出かけました。
先ずは敬愛している盆栽作家の加藤文子先生の個展を見に新宿のギャラリーへ。

と その前に、ついでにちょっと気になったモノクロの花の写真展が新宿御苑のギャラリーで開催されていたので、そちらへ先にいってみました。
花というものは色があってナンボという世界に普段どっぷりいるせいか、モノクロで見せる花にとても興味が湧きました。

色という情報が1つ遮断されることで、輪郭をとる線と、質感がぐっと前に押し出されてみえます。色が見えないことで、色を想像します。何かを掴み取ろうとする感覚的な脳が働く感じです。花に限りませんが、モノクロの写真はどこか詩的で力強いですよね。

上の写真は自分で撮ったバラの写真をモノクロ風に加工したものです。元の色もとても綺麗で消しちゃうのがちょっともったいない(笑)のですが。やっぱりプロのように詩的にはいきませんねえ、なかなか。






さあ、本番の加藤先生の個展へと御苑からテクテク歩いていく道すがら、大好きなマリアージュフレールの前を通り、ついフラフラと店の中へ。
誘惑に弱い。

今日は紅茶ではなく、お香を買ってみました。アロマキャンドルと迷ったのですが、香りをしぼりきれず無難に先ずはお香で試してみることに。
考えてみれば、茶葉にフレーバーをつけるのが得意なマリアージュフレールですから、お香やアロマキャンドルがあるのもうなずけます。

タイトルは「雨上がりのお茶」と「朝露のお茶」です。今日雨だったせいか、ウェッティな名前のものについ手がのびます。
でも、「テ アプレ ロラージュ(雨上がりのお茶)」とあったけど、ロラージュって雨っていうより嵐ってイメージなんだけど違ったかな? 朝露・・・の方もなんだか微妙に訳が違うような。。。 素直に「雲の下」とは訳さないのかしら? うーん、わたしのフランス語の記憶も相当に怪しいし、気になる。。。



さささ! 今度こそ、加藤先生の個展へ。
今日は先生の在廊日なので、お目にかかってごあいさつ。
人気の先生なので、個展会場もにぎわっていました。
加藤先生の育てる盆栽は、愛情をたっぷりかけてもらってとても伸びやか。いつ見ても、植物達が伸び伸びと幸せそうに見えてこちらも嬉しくなります。カテゴリーは違いますが、私も植物を扱う身として、いつも先生の作品から植物に対する姿勢を勉強させてもらっています。


帰り道、お気に入りのアロマショップでフローラルウォーターを買って、今日は大いに目と鼻に英気を養う1日となりました。
明日からも元気にがんばれそうです☆

| アート | 23:15 | comments(2) | trackbacks(0)

カメラレッスン1クール目最終日

楽しく通っているカメラレッスンの1クール目のレッスンが、昨日最終日でした。最終日といっても、スケジュールの調整がつけば、延長するつもりでいるので本当にまだまだこれからです。


1クールの半年が過ぎて、カメラの楽しさに目覚めて目的意識を強く持てるようになって、やっとスタートラインにたったところぐらい(遅い!?)


技術的なところももちろんこれからなのですが、一番の収穫は先生や助手の先生にカメラの楽しさを垣間見せていただけたこと。想像以上に楽しい世界にあっという間の半年でした♪


毎回持参する被写体もいつもは花を持ち込んでましたが、今日はちょっと変えてみました。お気に入りのお寺の古道具でろうそくを入れる行灯です。
家では器をのせてぶらさげて花入れにしてますが、今日はこの形そのものを撮ってみることに。





こちらは先生が撮られた構図を真似て撮ったもの。
こんな風にサイドを均等に切って撮るのも印象的で面白いですよね。先生はモノクロでしたが、私はまだモノクロに慣れてなくてカラーのままにて。





先生の持ってらした小物の洋梨をお借りしました。
洋梨のブツブツしたテクスチャーを出したく、慣れないモノクロに挑戦しましたがなかなか難しいです。。。


自分のペースでこれからも楽しくカメラ練習に励みます☆
先生、助手の先生 本当にありがとうございました。
そして(予定では)これからもどうぞよろしくお願いいたします。
| アート | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0)

安田侃 と アルテピアッツァ美唄


先週「日曜美術館」で紹介されていた表題の<アルテピアッツァ美唄>と彫刻家の安田氏。北海道美唄にある廃校になった小学校を使った彫刻公園に安田氏の作品が展示されています。


短い番組を見ながら、何とか日帰りでもいいから(可能なのかしら?)美唄のこちらの美術館にすぐにでも行ってみたいと考えるほど、夢中になりました。直接じかに作品を見たわけではないので感想は控えますが、いてもたってもいられずだからといって北海道にすぐに行けるわけでもないので、とりあえず家にあった石の写真を夜中にバシャバシャ撮った1枚です。たまにこうした衝動にかられることってありませんか?(笑)


安田氏のサイトもとても興味深く、ローマの遺跡で行われたという個展は写真を見ているだけでも、作品・建造物・時代が雄大に交錯していることが見て取れます。あー見てみたかった。
残念ながら既に終了済。


写真の石は、なんてことはないただの石。ちょうどSサイズの玉子ぐらいでなんとなく手にもった感触がよくてどこか海か川原で拾ったもの。
こんな形で役に立つ?とは。いいストレス発散!?にになりました〜。


アルテピアッツァ美唄 必ず行く☆



| アート | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0)

手紙カフェと写真展


友人から勧めてもらっていた北鎌倉の手紙カフェ「藤源治LABO」さん。
金土日限定で、気になってはいたもののタイミングが合わずなかなかでかけられずにいたのですが、ギャラリーも時々していらっしゃるようで展示期間中の特別営業日にようやく出かけることができました。


北鎌倉の駅から徒歩10分弱の静かな住宅街の中にあります。
のんびりと手紙を書きにでかけるのにもってこいの場所ですヨ。


ちょうど私が出かけた日がカフェが残念ながらお休みでしたが、女性2人の写真展を開催していて、フォトグラファーのお1人ヨコヤマさんが在廊されていらっしゃりお話を伺うことができました。とってもチャーミングな方で、写真も素敵。カメラ初心者の身としては、もう聞いてみたいことだらけでしたが、当初の目的「手紙を書く」を思い出し、少し抑え目に(結局いろいろ質問しちゃいましたけど)楽しくおしゃべりをさせていただき、もくもくと手紙を書いてきました。


お二人の写真展は30日までの開催だそうです。お近くにお越しの方はぜひお立ち寄りになられてみては。





入り口にディスプレイされていたまだあおい栗たち。
ころころと可愛い♪



藤源治LABO

ヨコヤマさんのブログ



| アート | 20:23 | comments(3) | trackbacks(1)

写す作業


先日 楽譜が必要な用事ができて(演奏する訳じゃないのだけれど)、手持ちの楽譜は全部実家に置きっぱなしで手元になく、なにか適当なものを買おうかと探していました。ふと、とあるお宅で飾られていた手書きの楽譜のポスターが頭をよぎり、どうせなら私も手書き風なものがいいなあと自分で探し物のハードルを上げてしまって(笑)、ますます見つからない。


そうだ! 写譜しよう! と思い立ち、版権などひっかかることのなさそうな古い楽譜を探し、図書館で魅力的な本を見つけることができました。
楽譜の歴史を解説した本。
書かれている解説も面白かったのですが、単純にデザインとして時代の古い手書きの音譜の羅列が美しいこと。久しぶりに図書館の学習室でお勉強しました。


考えてみれば、学生の頃までは先生の黒板の文字をノートにとったり、詩の写しの課題がでたり、友達とノートをまわして書きうつしたり、意外と写す作業をしていたように思います。
大人になると、まずコピーだし、パソコンのデータなどはコピー&ペイストであっさり終わってしまうし、手書きで写す作業なんてほとんどありません。


久しぶりにしてみる写す作業は、退屈なんてことはまったくなく、集中して左から右に目とペンを走らせ、出来はともかく心地よい達成感がありました。


写経や模写は経験がありませんが、写すという作業はどこか共通した入り込む感覚があるような気がします。
たまには脳にいい刺激かも。


| アート | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0)

作り手のちから

陶芸家 小沼寛氏の作品。小沼さんの落ち着いたお人柄と感性豊かな作品は大好きで、展示会にも可能な限り足を運びます。
白にほんのりとピンクが混じり牛乳にイチゴを溶かしたようなグラデーションと、ポッテリとした形と横に突き出た取っ手が好みのツボ。
作品がとても好きなので、いつも作りこんだ花をいれることはなく、あっさりと周りにあるものをサッといれるようにしています。
朝の柔らな空気になじんでいて花も居心地がよさそうです。



木工家 稲田氏のトトサジ。左端の小さな木のスプーンです。
稲田さんは仕事がらみで何度かお世話になった方ですが、アトリエを初めてお訪ねしてコーヒーをご馳走になったとき、小さな白磁の角の器にいれられたコーヒーシュガーにトトサジが刺さってる姿が異様に美しくて、絶対仕事を依頼しようと決めたきっかけの作品です。イメージ先行?ハードな印象にしたく少し暗めのトーンの写真にしています。


ギャラリープロデュースの仕事を手伝っていたので、様々な作り手さんと仕事をご一緒しました。
作家が丹精込めて製作した作品にはやはり何かがやどるようで、強い存在感を放ちます。物の美しく見える場所を皆さんよく知っていらっしゃり、しつらえやスタイリング、構成や作品の表情の出し方など、分野は違えど、勉強になること盛りだくさんです。他分野だからこそ、大いなる刺激もありますよね。
| アート | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0)

椿花図譜


貴重な本を図書館で借りることができました。
「椿花図譜」宮内庁蔵(講談社)です。江戸椿を中心に1ページに2つの花ずつ椿の絵がずらりと並びます。写真や文章はなく、ひたすら椿の美しい花の絵が書でかかれた名前とともに続きます。
図譜とありますが、資料としてだけでなく十分にアート本としても楽しめる本です。


非常に高価な本なので(確か古書で10万円近く!)、いつか見てみたいなあと憧れつつも、市内の図書館では所蔵無しだったのでちょっと無理かもとあきらめかけていたのですが、県立図書館の所蔵があって、最寄の図書館で取り寄せてくれました。今はネットで全部できてしまうので便利ですねー。学生の頃、卒論の資料本を探して、教授に他大学の図書館から借りるための紹介状など書いていただいたことを思い出しました。あの頃はインターネットがまだ普及し始めるかどうかの頃で、全部なんでも手作業だったなあ。懐かしい。


さてこの本ですが、私の想像を超えた大きさと豪華さ。大きさが伝わるように花と一緒にパチリ。これは高価なのも当然!の立派な装丁で、しかも並みの図鑑より分厚くて重い。。。図鑑2冊分ぐらいです。今日はいいお天気だし散歩がてらとたまたま歩いて図書館にでかけてしまったもので、ズシリと重い本を大事にかかえて30分近くも歩く羽目に。おかげでいいトレーニングになったかも!?




| アート | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0)

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